日吉津村は第2期日吉津村海浜運動公園再整備事業の優先交渉権者に、平井組が代表事業者を務めるグループを選定した。構成事業者に平設計(米子市東町)、協力事業者に大松建設(米子市彦名町)、KICHI(千葉県松戸市)が参画。提案価格5億8740万円、評価点は489点(600点満点)だった。
地域資源を生かした再整備により、海浜運動公園エリア一帯の活性化を図る事業。第1期工事は山印を代表事業者、平井組を構成事業者とするグループが請け負い、グランピング施設やオートキャンプ場、ビジターセンターなどの整備を担った。第2期では芝生広場=写真=を新たな子育て交流拠点と位置付け、天候に左右されず子どもが遊べる場、人が集い交流する場、地域のにぎわいを生む場の創出を目指す。
コンセプトに「自然とあそぶ、みんなをつなげる、おおやね広場」を掲げ、海浜部の自然環境や松林との調和、子どもの遊び、多世代交流、村のにぎわいづくりを一体的に捉えた内容。▼スポーツ芝生エリア▼イベント・芝生エリア▼ネイチャープレイエリア▼いつでも遊具エリア▼展望・休憩エリア―などを配置し、利用目的や年齢層に応じたゾーニングを行う。
設計・建設面では、グランルーフとキッズプレイルーフを組み合わせた屋根付き広場の空間構成を提案。主要な遊具を屋根下に配置することで、猛暑や降雨、降雪時にも利用できる全天候型の空間とし、公園の稼働率向上を図る。芝生広場とグランルーフを一体的に活用する計画や、最大12台のキッチンカー受け入れスペースの確保なども盛り込んだ。
施工計画については、短い工期を前提としながらも実現性の高いスケジュールを提示し、現場管理や環境配慮にも一定の具体性があると評価された。また今後の契約に際し選定委員会は、安全対策など利用者目線での追加検討や、資材供給の状況を踏まえたリスク分担・事業スケジュールに関する密な協議を求めている。
