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 米子市は13日の市議会総務政策委員会で、次期「公共施設等総合管理計画」と個別施設計画を報告した。公共建築物や道路、上下水道などについて、2053年度までの40年間の更新費用を再試算した結果、総額は約4578億円となり、旧計画比で約1086億円増加した。物価高騰や人件費上昇などが主な要因としている。
 公共建築物の更新費用は約2046億円で、旧計画比約303億円増。道路は約259億円(同約59億円増)、橋りょうは約106・9億円(同約5・6億円増)となった。企業会計では、公共下水道が約1464億円(同約494億円増)、上水道が約672億円(同約219億円増)に膨らんだ。
 市は、建築物の耐用年数を70年と設定し、建設40年後に大規模改修、70年後に建替を行う前提でライフサイクルコストを算出。更新費が特定年度に集中しないよう平準化も行った。
 委員からは、昨今の国際情勢や資材価格高騰の影響について質問が出され、市側は「昨年度段階の試算であり、反映し切れていない部分もある」とし、今後さらに増加する可能性にも言及。
 公共施設の延床面積削減目標は、今後10年間で6%に設定し、旧計画の10年間5%から引き上げた。
 市は、美保中学校区義務教育学校整備に伴う学校統合や、一部の市営住宅、旧庁舎新館、第2庁舎、市営武道館などの廃止・集約を進める方針。