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 八頭町長選挙は26日投開票が行われ、無所属新人で元町議の矢部啓祐氏(43)が、同じく無所属新人で元町議の尾島勲氏(63)を破り、初当選を果たした。2014年以来12年ぶりの選挙戦で、役場出身ではない町長の誕生は2005年の町合併後初めて。
 開票当日午後9時ごろ、当選確実の知らせが入ると、矢部氏は同町北山の事務所に集まった支援者約100人に拍手で迎えられ、万歳三唱で喜びを分かち合った(=写真)。
 マイクを取った矢部氏は、「20年後も豊かに暮らせる町づくりを目指す。説明責任を果たし、覚悟と行動力を持って町の未来を動かしていく」と決意を示した。
 また、工事着工に向けて準備が進む八東地区多世代交流施設(同町東)については「吉田英人町長が丁寧に進められてきた事業。相談を重ね、人が集まるような施設にしていきたい」と話し、建設業に向けては「持続的な雇用を生み出せるような仕事づくりを目指す」と言葉をかけた。
 矢部氏は横浜市立大卒。大手不動産会社に勤務後、2020年にUターン。翌21年の八頭町議選でトップ当選を果たし、2期目途中の25年12月に辞職。同町富枝。43歳。
 当日の有権者数は1万2977人で、得票数は矢部氏4933、尾島氏2786。投票率は60・33%で前回選を9・08ポイント下回った。