県東部農林事務所は、今年度に総額6億円余りの工事と調査や設計業務の発注に向けた準備を進めていることを明らかにした。今夏には西谷第2地区のため池整備や安藤井出の放水路工事などを発注するほか、奥谷ため池の工事については今後の県議会で2カ年債務負担行為の承認を求める見通し。
農業用ため池改修は整備が終盤に入る八頭町の西谷第2地区が1億5000万円で堤体などの工事を6月にも発注。一方、同町の奥谷地区は今年度から3カ所にあるため池を改修する。最初の工事は岩井谷ため池で、堤体、洪水吐工、取水施設の整備に1億円以上の工事費を投じて今秋から工事に入る。八頭町市谷などで進める安藤井出の豪雨対策は、終点放水路の2工区が350メートル。3工区については国道29号を横断する函渠を埋設するための推進工事に着手する。工事費は2工区が8000万円、3工区が5500万円で今夏の発注を準備している。
このほか、八頭町和奈見地区などで計画している大渕用水の改修は、最初に落石の除去工事をとび等一般A級で8月に発注。広岡ため池の舗装補修や山上地区ほ場整備の暗渠工事と法面などの付帯工事。福部砂丘地区にある加圧ポンプ場の舗装も発注する。
委託業務については鳥取市覚寺の切立(きったて)ため池の計画づくりに向けた実施設計(その1)。鳥取市福部町箭渓地区の区画整理に向けた調査業務、岩美町の太田堰用水路の計画策定業務。湖山砂丘地区の農地は、排水機場の計画策定や水利調査。このほか舟川堰用水路の実施設計、瀬戸谷ため池の工損事後調査、農道台帳の修正業務とシステム入力業務も発注計画に盛り込んだ。
同事務所地域整備課では5月中旬から計画的に工事と業務を公告する考え。
