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 やまこう建設(鶴石健治社長)の新造船「第十八やまこう号」と「第十やまこう丸」が完成し22日、就航記念式典が鳥取市港町の鳥取港第3号岸壁であった。式典には関係者80人が出席し、鶴石社長らがテープカット(=写真)。今後の港湾・漁港工事、災害対応での活躍に期待を込めた。
 現在、稼働中の起重機船は1991年5月の就航以来、老朽化が目立ち始めたことから35年ぶりに新造船を調達した。約1年かけて建造し、今月初めに鳥取港に曳航された。
 非航式旋回起重機船「第十八やまこう号」(681・3トン)は、100トン吊りで、台船延長48・0メートル、幅員15・0メートル。
 生産性を向上させるため、最新鋭の施工管理システムと超音波測深管理システムを搭載し、リアルタイムに海底の地形や施工状況を可視化できる。
 また、押船「第十やまこう丸」(17トン)は、延長12・5メートル、幅員6・0メートル。起重機船の連結装置によって合体し、深度を調整しながら安定した航行が可能になった。
 来賓に石破茂前首相、深沢義彦鳥取市長らを迎えた式典では、鶴石社長が起重機船の建造に至った経緯と新造船に備えた機能を説明。「重要港湾鳥取港が物流拠点として発展するよう、新造船の就航を契機に従業員が『安全第一』を胸に貢献、努力していく」と誓った。
 また、石破前首相は「作業員の就業環境の改善に取り組んでもらい、御社が地域でさらなる大きな役割を果たすことを期待している」と述べ、新造船のお披露目を祝った。
 この日は、船内公開もあり、来賓らが起重機船内部の最新設備を興味深く見学した。