三朝町が、三朝温泉で計画する日帰り入浴施設の整備事業で、基本設計・実施設計業務を、公募型プロポーザル方式で公告した。4600万円を上限に設定。4月17日まで参加申し込みを受け付け、5月末に優先交渉権者を決める。
同町山田の敷地6823平方メートルに施設を建設する計画。業務の要求水準によると、延床面積1100平方メートルを想定し、入浴機能に加え、飲食機能、情報発信機能、ジム、運動できるスタジオを併設。屋外には広場、屋根付きふわふわドーム、トイレなどを設ける。厚生労働省が定める「温泉利用型健康増進施設(連携型)」の要件を満たすほか、ユニバーサルデザインへの対応などを求める。履行期間は27年3月31日まで。
参加資格は、単独事務所または2者JVで、延床面積1000平方メートル以上の新築建築物で、公衆浴場、寄宿舎、宿泊施設、病院または福祉施設のいずれかの建築設計の管理技術者として従事した実績を持つ技術者を配置できることなど。
参加申し込み後、4月24日に1次審査結果を発表。5月11日まで技術提案書の提出を受け付け、5月中に2次審査(ヒアリング)を実施する。選定審査は、山田修平藤田学院理事長、宮脇儀裕鳥取短期大学教授、原善雄山陰合同銀行倉吉支店長、知久馬宏平三朝温泉観光協会長、山根隆治三朝温泉病院副院長、赤坂英樹三朝町副町長の6人による審査委員会が務める。
契約後は、6月から28年6月にかけ、調査、設計、建設、同年7月に施設を引き渡し、同8月の供用開始を目指す。建築主体工事費について、10億円を想定しているという。
施設整備を巡って町は当初、DBO方式を採用して進めていたが、公募した結果、不調に終わったため、設計・施工の分離発注とする計画に転換。26年度一般会計当初予算案に設計委託費を計上し、3月定例町議会で可決されたことを受け、発注準備に入った。
