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 JR米子駅(米子市弥生町)駅南広場に隣接し、西日本旅客鉄道(JR西日本)が所有していた土地を、ホテル運営の法華倶楽部(東京都中央区)が取得した。米子市が、建ぺい率などの制限を緩め、従来より高層の建物を建築しやすくする規制緩和を実施した一帯で、駅南再開発に弾みが付くかが注目となる。
 土地は、新設された駅南広場北側の約2950平方メートル。JR西日本不動産開発(大阪市)が入札を進めるなど、JR西が利活用に向けた売却手続きを進めていた。
 法華倶楽部は、全国でホテル法華クラブ、アルモントホテルのブランドでホテルを展開。中国地方では広島県にホテルを進出させている。
 土地の用途地域は、住宅、事務所、商業施設、ホテルなどが建てられる準工業地域。市は、駅南側でのホテル、商業施設建設などの動きに対応するため、建ぺい率60%を80%に、200%の容積率を300%に拡大する規制緩和に踏み切った経緯がある。
 駅南地区については、2023年7月に駅南北自由通路が供用され、線路による南北の分断が解消。交通結節点としての機能が強化された一方、駅南再開発が課題として残っている。