米子市は、同市淀江町福岡の農林産物直売施設「淀江どんぐり村」=写真=を売却する方針を決めた。隣接する県の展望駐車場との親和性を重視しながら、観光施設などの立地を想定し、公募型プロポーザル方式により事業者を選定する。
同施設は1996年建設の木造平屋建てで、延べ床面積135平方メートル。市有地1794平方メートルにレストランや直売施設などが整備され、これまで地元の本宮観光農事組合が指定管理者として運営してきた。レストランは2020年の新型コロナウイルス禍で営業を終了し、直売所は昨年9月まで営業していた。
組合が指定管理期間満了となる2025年度末で運営を終了する意向を示したことから、市が今後の施設のあり方を検討。
建物は築約30年が経過し、外壁材の劣化など老朽化が進んでいる。既存建物の解体や活用については未定。公募は公募型プロポーザル方式を想定しており、価格だけでなく立地条件なども踏まえて事業者を選定する見通しだ。
現地は大山を望む観光道路沿いに位置し、県所有の展望駐車場に隣接する。市淀江振興課は「駐車場や水汲み場との相性が良い施設に来てもらえれば」と期待を示している。
今後は売却参考価格を算定した上で議会に報告し、関連条例を廃止した後に公募を実施する。市は公募開始の目標を26年度第2~3四半期ごろに据えているという。
