県東部農林事務所は大渕用水改修事業(=写真)について、2026年度の早い時期から上流部の落石対策工事に入る考えを明らかにした。昨年夏から改修区間全体の実施設計に入っており、地元の要望を考慮した落石対策の工事計画をまとめている。
大渕用水は鳥取市用瀬町美成地区の千代川から取水して、同市河原町和奈見地区などに用水を供給。近年は劣化した部分も増えて維持管理の問題も出ている。導水路を中心にした改修工事は美成地区の下流から和奈見集落手前までの650メートルで、総事業費は3億円。
しかし、整備区間の多くは山腹に沿って水路が流れているため、落石が多く発生して水路の清掃など維持管理が行き届かない状況が続いている。このため「まず、水路改修よりも落石対策が最初」(同事務所地域整備課)と話しており、危険なエリアにネットの設置などを中心にした計画づくりを進めている。同事務所では早期に山腹の工事を終えて水路の改修を促進する。
