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 今年度新規事業化された境港ふ頭再編改良事業による、外港昭和南地区国際物流ターミナルの着工を記念して8日、夢みなとタワーで式典が開かれた。関係者101人が参加し、記念行事やくす玉開披で盛大に祝った。
 式典は県西部を中心に活動するミュージカルグループ「ゆめっ子くらぶ」のパフォーマンスで幕を開け、永井学国土交通大臣政務官が主催者あいさつに立った。同事業を「政府が推進する海運へのモーダルシフトや、地域産業の競争力強化に資する大変重要な事業」と位置づけ、全力で取り組むことを宣言。
 また境港管理組合管理者として共同主催者に名を連ねた平井伸治県知事は、200億円規模の投資による港の機能性向上に期待を寄せると共に「工事へ全面的に協力し、10年以内に完成できれば」と早期の効果発現に意欲を見せた。
 アメリカから18時間の空の旅を経て帰国した赤沢亮正経済産業大臣は、ガントリークレーン2号機の設置当時を振り返り、地元主体の努力を惜しまない姿勢を改めて評価。大きな期待を背景に一層の整備促進を求め、自身が高市早苗首相から投げかけられた言葉をなぞり、関係機関へ向け「恥をかかせるな」と発破をかけ会場を沸かせた。
 舞立昇治財務副大臣も「完成時期がまだ令和10年代半ばとしか示されていないところを、いかにスピードアップしていくか」が次のステップと見据えた。米子|境港間高規格道路との連携も視野に、「山陰地方の発展の出発点」となるよう働きかける構え。
 続く藤井一博、出川桃子両参議院議員も、古来から物流の拠点として経済や産業活動を支える境港の重要性を訴え、工事の安全と着実な発展、早期整備を祈念した。
 このあと境港湾・空港整備事務所の尾崎靖所長による事業計画の説明を経て、着工セレモニーへ。スクリーンに現地の映像を中継で映し出し、来賓・関係者がスイッチを押して1工区を施工する木下建設=境港市外江町=に稼働の合図を送る仕組み。無事の着工を見届けると、会場にファンファーレと拍手が鳴り響いた。

セレモニーには地元選出閣僚や国交政務官、平井知事らが参加