県鳥取県土整備事務所は代行して落石対策に取り組む岩美町の町道陸上中央線(=写真)について、保安林解除や用地測量とともに「土のう」の設置などを中心にした土工を今年度末にも発注する見通しを明らかにした。24年6月から県が代行して抜本的な落石対策に向けた調査や設計に入っており、早期の交通開放を要望する声に対応するための仮設工事に入る。
同線は国立公園内を海岸沿いに走る岩美町が管理する道路で、海岸から同町陸上地区を経て兵庫県境へ向かう。このうち、険しい山腹と海岸に挟まれた西側の区間で落石被害が相次ぎ、300メートル以上の区間で通行できない状態。現地の山腹は風化が進んでいる部分も多いほか、巨石も確認されており、抜本的な法面整備が必要になっている。
同事務所では昨年度から擁壁工や巨石の固定工、落石防護柵、法面工などの整備を想定した調査に着手。関係機関と調整しながら具体的な工法を検討している。同事務所計画調査課では「最初に土のうを設置するなどの落石対策に入る」と説明しており、土木工事を今春にも発注する。
