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 県東部建設業協会青年部(奥田真悟部会長)は、女性目線で業界の課題を探る座談会を鳥取市内で開き、現場で働く女性職員の切実なアンケート結果をもとに、改善策を議論した(=写真)。
 座談会には業界で働く女性職員と青年部会員あわせて23人が参加。
 参加者を3グループに分け、大照建工の西原泰仁さんがグループワークの内容を説明。業界の仕事をしていて良かった点や気になる点、魅力や課題、業界をより働きやすくするための方法など観点を伝えた。
 グループワークの結果、建設業の魅力として「地図に残る仕事」「チームでつくり上げる一体感」など形に残る達成感がたくさん挙がった。一方、女性が直面する壁として、物理的な環境の不備が鮮明になった。「現場のトイレが汚い」「更衣室がない」という衛生面の不満のほか、生理中の体調不良や日焼け対策など、女性ならではのケアへ理解を求める声が相次いだ。
 このほか、1時間単位の有給取得や病児保育の優先枠確保、備品の使い方や3K(きつい、汚い、危険)のイメージ刷新などの意見が挙がった。
 奥田部会長は「女性の視点は、全従業員にとっての働きやすさ(5S徹底)に直結する。これらの意見を真摯に受け止め、子どもたちに勧められる業界へと進化させたい」と決意を述べた。