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コラム

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みちしるべ

2017-04-04
 鳥取市が1日から中核都市としてスタートした。人口20万人が中核市としの要件だが、特例都市だったことから中核市となった。中核市としての業務は産業廃棄物処理に関する業の許可や関係者への指導、浄化槽の保守点検業の登録、設置等の届け受理など、多くの事務権限が県から移譲され住民サービス向上がはかられる▼鳥取市は平成16年11月の市町村大合併で、山陰地区で初めて20万人都市になった。しかし、少子高齢化の時代背景から人口減少に歯止めがかからず、平成20年12月に20万人を、平成29年12月末には19万人を割り込み今年2月28日現在で18万9529人となった。特に、生産年齢人口が合併時の約13万人から11万人と、若者層を中心に減少が進んでいる▼街なかに若者が集い、行き交い、賑わう街づくり。20万人都市回復に向けて、市政2期目を担う深沢義彦市長の手腕に期待したい。

みちしるべ

2017-04-03
 桜の見頃がピークを迎える中、新年度がスタートした。春は出会いと別れの季節、これまで育った家を出て就職あるいは入学で多くの若者が新生活を始める▼2日にはいくつかの地元企業でも入社式が開かれた。多くの新入社員が式で耳にするのは「やりがい」や「挑戦」「社会貢献」といった言葉ではないだろうか。▼新設工事が減少傾向の中、維持や修繕工事が中心となってくる、そこに「やりがい」を見つけることは難しいかもしれない。橋や道路といった構造物を造ってこそ建設業の魅力だろう。しかし、維持や修繕も住民の安心・安全を支えていることを忘れてはならない▼本紙では「ニューフェイス」と称し、これから新入社員を紹介していく。彼ら、彼女らの目標に目を通し、初心を忘れずにしなければ。

みちしるべ

2017-04-02
 先月18日、アメリカでウーバーの自動運転車が歩行者をはね、死亡させた。自動運転車による歩行者の死亡事故は世界でも初めて。システムやセンサーの不具合が事故につながった可能性が高いという▼問題になるのは、自動運転車の事故は誰が責任を負うのかという点。今後、国内外問わず議論の的になるに違いない。科学技術の発展は我々の生活を豊かにしてきた。その反面、高度化した技術は社会に新たな問題を投げかける▼国土交通省は建設業界の生産性向上のため、i-Constructionを推進している。自動制御の建機で進む工事は高精度で効率も良い▼しかし、機械の不具合・故障などまだ万全ではない。瑕疵に対する責任の所在はどうなるのか。情報化施工普及の課題の一つだ。

みちしるべ

2017-03-30
 「人生いろいろ」。言わずと知れた、島倉千代子の大ヒット曲。なぜか、この歌を耳にすると、在りし日の小泉純一郎元首相の変人的な発言が思い出される▼今、国会では「森友学園への国有地の売却問題」が政局にまで発展するような大きな議論を巻き起こしているが、その当時の「年金問題」でのこの小泉発言も物議を醸した▼そんな政治の話はともかく、世の中がそうさせたのか。または、安定志向の強い、現代の若者気質なのか。就活における公務員志望は以前にも増して高い。そして、親もそれを望む▼一方で、その公務員を捨て、別の世界に身を投じる若者も。その若者のトラバーユ(転職)の動機は、「現場で仕事をしたいから…」と実に明快だという。それにしても、人生いろいろ。石原裕次郎がいみじくも言った「我が人生に悔いはなし」。

みちしるべ

2017-03-29
 先週、鳥取市が行った入札で落札決定後に積算ミスが見つかり落札を取り消す事態が発生した。市は2016年10月に積算誤りに対する対応を定めているが、落札決定が取り消されたのは初めてだ。落札者は、さぞ愕然としたことだろう▼市の対応は、入札日の翌日午後4時まで積算に関する質問書を受け付ける。積算誤りが見つかった場合、正しい予定価格を適用しても落札順位に変更が無い場合は、落札決定者と契約締結の手続きを進めるが、落札順位が変更する場合は落札決定を取り消すというものだ▼今後は設計書に資材の規格などを細かく明示して、透明性を高める方針だという。建設業者が、納得して入札に臨める制度になるよう一歩一歩前進していかなければならない。

みちしるべ

2017-03-28
 桜の開花は例年より早く、今週末は見頃を迎えそうだ。綺麗な花を見せていただき、日頃からの手入れに感謝だ▼さて、桜の花に負けないほど花盛りを迎えているのが西部地区の公共を中心とした建築工事。米子空港ビル増改築、日南町体育館、山陰労災病院新棟、車尾保育園が発注され、境港管理組合の竹内南の貨客船ターミナルが近く入札される▼なんとも賑やかだが、その中で気になるのが 管、電気工事の分離発注が後退したように思えることだ。これまでも町村に対して専門工事団体が要望してきたが、建築費の都合なのか、年々分離発注が後退しているように感じる▼建設業は受注産業。発注者の考え方によっては、桜のように木自体を弱め、あざやかな花が咲かないことになりはしないか。

みちしるべ

2017-03-27
 3月も終わりに近づき、県の4月人事異動が発表された。以前に比べると関心も低くなったが、気になるのは確かだ。組識はトップの意向が少なからず働く。職場の雰囲気、仕事のやり方、目指す方向性。下に仕える者は鋭く観ている▼県土整備部の関連では次長級の2人が部長クラスに昇格した。従前であれば、退職まで残り1年で部長級になることはなかった。知事任期があと1年という区切りもあり、無関係ではなかろう▼さて、今回の異動は適材適所か。上から下まで異動内容をよく見ると、だれが策を講じたのか事前の予想を大きく外すサプライズもあったが、ここでは触れるまい。ポストが人を育てることだってある▼1年後、2年後とその先を見てから判断することにしよう。

みちしるべ

2017-03-26
 「菜種梅雨」。情緒豊かなこの4文字。3月中旬~4月上旬の菜の花が咲く頃に降る長雨を指す。4日~6日くらい降るが、梅雨のようにぐつかず、勢いもない。桜をはじめ春の花々の開花を促す役目も果たす、と▼「春分の日」、関東地方では季節外れの大雪。この雪のため奥多摩では登山者13人が一時、連絡を絶った。一転、22日には東京で最高気温が前日より10度以上も上がった。この気まぐれ天候には全てが振り回されている▼エレベーターのような気温は、人間の感覚をも狂わせるのか。そう思いたくなる世界的に「世情不安」の日々が続く。大国のトップは、いずれも「独裁」に向け好き放題の言動▼日本も国民無視の暗黒政治。ピリオドは打てるのか。“トランプ発”の経済摩擦は?

みちしるべ

2017-03-23

 彼岸の冷たい雨風が庭先で咲いていた白梅を散らしていった。ゼロ県債だ、経済対策だと言っている間に、県関係工事の入札では2017年度は一足早く20日をもって終了▼「春分の日」を挟んで22日から18年度が実質スタートしている。まずは工期が1年間の維持工事。直轄ではすでに開札済みだが、県の各出先機関ではこの1週間で入札契約する▼「端境期の仕事が何としても一つ欲しくて色々だしたんだが、ダメだった」と残念がる若社長さん。「今週と来週の18年度工事を何とかものにしたい」と意欲満々の専務さん▼いつもと同じ悲喜こもごもの業界模様だが、足踏みの桜が綻び始めて人事異動に入社式、格付け発表から業界団体の総会へと、賑やかな季節はここからが速い。

みちしるべ

2017-03-14
 かつては多くの旅館があり、県内でも第二の集客力を持つ温泉地だった東郷温泉。湯梨浜町は、その玄関口である松崎駅を活性化させようと、様々な事業を進めている▼今年4月には駅前に総合センター・お試し住宅が完成し、秋にはその隣地に多世代交流拠点施設を建設する。駅南側では水田地帯約2・3㌶を区画整理し、梨生産団地を造成。旧ミドーレイクホテル跡地には、サービス付き高齢者向け住宅、町営住宅などを整備する▼同町の宮脇正道町長は3月の定例議会で、「必要なことには着実に手を打ち、住みやすく、魅力と活気にあふれるまちづくりを推進してきたい」と意気込む▼今はまだ魅力あるまちづくりの道すがら。町の活性化に向け、これからも様々な仕掛けを期待したい。
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