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コラム

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みちしるべ

2019-07-04
梅雨前線の影響で九州を中心に全国各地で大雨、突風、雷など激しい気象が続いている。局地的レーダーも真っ赤となっているカ所も多々あり、災害も発生している。今年も異常気象なのか▼例年より遅く「梅雨入り」した県内も、連日雨まじりの曇天の日々が続く。近年の気象は小雨といっても限られた地域だけが集中的に豪雨にさらされる「ゲリラ豪雨」が頻発するなど、気象変化が激しくなっているだけに、昨年の西日本豪雨災害の記憶がまだ新しい中、ここ1カ月ぐらいは警戒が必要だ▼県の6月補正予算も防災・減災・国土強靱化対策を含めた277億円の公共事業費が成立し、令和元年度の実施体制がようやく整った▼6月は土砂災害防止月間。突然の土砂災害や河川の氾濫など万全の準備と対策を怠れない。(雀)

みちしるべ

2019-07-03
「新たな時代にPDCAみんなで築こうゼロ災職場」をスローガンとする全国安全週間が1日からスタートした。鳥取労働局によると、今年5月までに県内で発生した労働災害(休業4日以上)による死傷者数は162人(死亡2人)。このうち建設業は28人(死亡0人)。昨年と比べると、2件の増となった▼長期的に見れば、建設業の労災発生件数は減少しているが、技術者の高齢化・担い手不足などが原因で労働災害が発生する危険性は高まっている▼このような背景からか、各社の安全大会も年々力が入っている。安全講話やグループディスカッションなど、個々の意識を高める様々な工夫を今年も取材した▼労災は企業も労働者もその責任が厳しく問われる時代。いっそうの意識向上が求められる。(鴨)

みちしるべ

2019-07-02
「本当に整備するんですね」。倉吉市に建設される県立美術館について、県内外の人からよく聞かれる。それだけ、全国的に美術館の運営が難しいということだろう▼県は、このほど閉会した6月定例議会で5年間の設計・建設と15年間の運営に必要な経費として約149億円を予算計上。7月にPFIの入札を公告し、令和元年度に事業者を決める予定だ▼賽(さい)はすでに投げられているが、建設にかかる莫大なコスト(当初経費)よりむしろ、建設後の設営、運営にかかる経費(ランニングコスト)を不安視する声はいまだ持って絶えない▼鳥取市での建設計画が凍結され、その後、紆余曲折を経て、現在に至った。建設の是非をいまさら問うつもりはないが、「本当に整備するんですね」。そんな声は依然として多い。(鶯)

みちしるべ

2019-07-01
鳥取西道路の開通に向け、鳥取市が整備を進めていた道の駅「西いなば気楽里」が6月30日にオープンした。地域の振興や観光の拠点として集客効果が期待される▼山陰道の整備が進むごとに東西の移動速度は早くなっていく。自動車専用道路は信号も無く、運転しやすいが、トンネルや高架橋を走るばかりで地域の特性を感じにくい面もある▼高速道路には高速物流ネットワークや産業振興、観光振興などさまざまな整備効果がある。山陰道の一日も早い全線開通が県民の悲願だが、一方で高速道路の整備が進むにつれ、県内の市町村には通過されるだけの場所になってしまう危険性もある▼人が早く移動するための道路と人を留めるための魅力ある施設。車の両輪のように両方を並行して整備していくことが必要だろう。(鷹)
 

みちしるべ

2019-06-28
i-Conを推進しようと、県発注の業務でも3次元測量の試行が始まっている。県内コンサルタントの大半が対応機材をそろえており、関心は高い▼昨年度の試行から見えてきた課題は、草木がレーザの行方を遮って地表面が計測できず、多くの補測測量が必要になった。一方で危険な区域や立ち入り困難カ所では、UAV測量によって現地測量が安全に履行できた▼全般に現場作業が楽になった反面、机上でのデータ処理に時間がかかったりと、受注したコンサルからは「決して万能ではない」と報告されている▼あくまで手段であるICT活用が、いつの間にか目的と化していないか。常に目配りしながら業務の効率化を図っていかなくてはならない。「これなら、使ってみようか」―試行を通じて新技術の日常使いが求められている。(鷲)

みちしるべ

2019-06-27
政府は、国土強靭化年次計画2019を決定した。水害の頻発と激甚化を受け、堤防やダムなどの整備・機能強化による事前防災対策を主要施策に位置付けた▼新たに中小企業を対象とした防災・減災対策と無電柱化に対する支援を盛り込んでいるのが特徴。18年末に国土強靭化基本計画を改定してから初の年次計画▼広域・長期の浸水対策では①堤防の整備・強化②河道掘削③洪水調節施設の整備④高規格堤防の整備⑤ダム再生⑥排水施設の耐水化など▼災害の教訓から新しく成立した中小企業強靭化法に基づき、中小企業の災害対応力強化に向けた金融・税制支援が盛り込まれている。一方、国土強靭化関連の公共事業費の増加で、都道府県の一部に入札不調・不落札の増加を懸念する声が出ているのが気がかり。(雉)
 

みちしるべ

2019-06-26
今の景気は良いか悪いか。それを知る手掛かりになるのが「景気ウオッチャー調査」だ▼調査での建設業の意見では、「災害復旧工事などで当面は好調を維持」との声があるが、一方で、「人手不足で仕事の効率が落ちた」「資材の価格等で長期間にわたり高止まり感がある」と厳しい意見も▼資材の問題点として高力ボルトの不足がある。業界団体の総会でも、大きな課題として挙げられていた。国土交通省は、市場の混乱による一時的な現象の可能性があるとして高力ボルトの標準的な発注様式を作成し、活用を促した▼景気の先行きについて「生き残るため業態を変えたり、新規事業を模索しなければ」と危機感を表す業者も。「実感のない好景気」とならないよう働く人が好景気を実感できる施策が求められる。(雛)

みちしるべ

2019-06-25
重要港湾「境港」は圏域共有の財産。広域的に利用されることで、より高いポテンシャルを発揮する。今後、この社会基盤でさらに経済活動の拡大、交流人口の増加を図るには米子―境港間の高規格道路は不可欠▼平井伸治知事が開会中の6月定例会で斉木正一県議(自民)の代表質問に「必要性について圏域が原則合意できるようこの夏に努力してみたい」と答えたという記事に、「いよいよ動き出すのか」と建設業界から期待の声があった▼2016年9月に外港中野地区国際物流ターミナルが完成。今年5月には境漁港の市場が高度衛生管理型市場に生まれ変わった。21年度には貨客船ターミナルが供用開始する▼これら施設がより高い投資効果を上げるには圏域のネック〝高規格道路の整備〟を急がねばならない。(鴉)
 

みちしるべ

2019-06-24
行政には毎日のように公共施設に関する要望や苦情が届く。県の出先機関や市町村の担当者は対応に追われ、一日中庁舎の中にいることはあまりない。必ず現地に出向き状況を確認する▼道路、橋梁、下水道などの構造物を対象にした長寿命化や耐震化のための工事が県内でも活発に進む。事が発生してから対応していた昔ながらの維持修繕や改築を、危険な状態になる前に整備していく考えが広まった▼それでも、手が付けられていない危険なエリアはたくさんある。危ない場所は早急に手を打たねばならないのは誰もがわかるが、用地取得の難航などで遅れる▼雨の季節。防災対策に万全という言葉はない。公共事業は国民の生活を守る役割を持つ。人が少ない地域でも整備を先送りすることはできない。(鷺)

みちしるべ

2019-06-20
私達が日常当たり前に使っているスマホやタブレットはここ5~6年で、また、パソコンや液晶TVはここ20年で急激に一般普及してきた。これらの便利な電子機器は、更新や取り替えなどにより、旧型機器はゴミへと変わっていく。この不要ゴミは年々増え続ける▼一方、プラスチックを含めた廃棄物処理は、昨年中国が輸入を禁止したため行き先がなくなり、処理対策が切迫している▼行き場のなくなった廃棄物は今、日本国内で200万㌧、山陰両県でも数万㌧ともいわれ日本各地で山積み状態という▼大量の廃棄物が排出される現代、環境汚染が問題になっている海へのプラスチック廃棄などを含め、その処理対策が急がれる▼県内には未だに管理型埋立処分場が無い状態。待ったなしの状況にある。(雀)
 
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