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コラム

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みちしるべ

2018-09-13
秋雨前線による雨ですっかり「秋風ぞ吹く」、秋の訪れを感じさせる▼自民党総裁選の最中。安倍総理と石破元幹事長との一騎打ち。大きなテーマの消費税が来年10月に8%から10%に上がることについては両氏とも実施の方向だ▼西部の建築動向の一つの手掛かりとなる、米子市の建築確認件数の推移を見ると5月、6月とも前年度を3割も上回った。住宅系の4号建物が多い▼消費増税前の駆け込み需要とも思える。また、長期金利の上昇傾向で、住宅ローンにも影響が出るのではないかと危惧されている。今のうちに住宅建築をという考えもあるのだろう▼消費増税後の経済の落ち込みも心配される。来年の今頃国民との間に「秋風が吹く」状態にならないよう、どなたが総裁になろうとも対策を切に求める。(鵲)

みちしるべ

2018-09-12
県発注の測量等業務に総合評価を本格導入する動きに業界が揺れている。8月に県が示した素案をめぐり各社は疑心暗鬼に▼1本目の受注減点は、金額の大小かかわらず一気にマイナス30点。2本目にはすぐに手が届かない。500万円前後の業務には、だれも最初から手を挙げないのではないか。いきなり優良業務を加点するのか…▼シミュレーションでは、総じて上位、下位ともに厳しくなる一方で、中間にいる層が若干優位になる。先行する工事の総合評価にしてもそう。自然と中間層が浮かび上がってくる。県は近く寄せられた意見への回答を業界に提示。10月にかけてキャッチボールして改正案を固める▼現時点では本格運用への道のりは険しく見える。急がず、部分的な適用で試行を継続するのが無難か。(鷲)

みちしるべ

2018-09-11
“♪城ヶ島の雨”に、「利休鼠の雨」がある。ネズミ色ではなく、茶人・千利休にちなんだ、「鼠色に近い濃い緑色の小糠雨」と言われる。が、作詞した北原白秋の真意は不明とか▼各界名士の名随筆集『雨』(俳人・中村汀女編集=作品社 1986年発行)を読む。「雨のたもと」「蛇の目傘」など、雨に好意的な一文が多い▼しかし、昨今の豪雨→洪水→大災害発生。こうした現状を見るにつけ、歌・随筆にある情緒的な雨は最早、地球上から消えてしまった、と思えてくる▼度重なる台風に続き、震度7の「平成30年北海道胆振東部地震」が発生、甚大な被害。昔から言われ続けてきた怖い順は「地震・雷・火事・親爺」から「地震・洪水・火事・独裁」か。とまれ被災地の早期復興をお祈りします。(雉)

みちしるべ

2018-09-10
近い未来、労働の半分が人間からAI(人工知能)に代替可能になるという研究結果がある。代替できず、人間が担うであろう残り半分は創造性を要する業務だという▼日々進歩する技術で生産性を高めようと、国があらゆる分野でICT活用を推進している。建設業界においても、ICTを活用した施工技術は労働環境を変化させつつある▼「AIが人間の仕事を奪うのでは」と懸念する声もある。しかし、情報と技術はあくまで人間が使う「道具」だ。そろばんも計算機も同じ結果を求めるために使う道具だ▼これからは道具を活用し、人間ならではの創造力を存分に発揮する能力が求められるのではないか▼情報、技術に踊らされるのではなく、使いこなして何をするのかを考えるべきだろう。(鶴)

みちしるべ

2018-09-07
平成最後の夏は酷暑に見舞われ、また、数十年に一度の大型台風の襲来と北海道の大地震が、日本列島に大きな爪痕を残して終わった▼平成の30年間でも多くの自然災害が日本を襲った。その中でも地震は、阪神淡路大震災に始まり、東日本大震災や鳥取県も一昨年の中部地震では大きな被害を受けた▼一度被災すると復興するまでの道のりは険しい。東日本大震災は発生から7年以上経過した今でも完了していない。中部地震では、町には崩れてそのままの建物や閉店してしまった店などが見受けられるが、県市町村の公共施設の復旧工事は今年の5月に完了。発生から、2年半以上の時間を要した▼国民が安心して暮らすために、数々の災害を教訓にした、強靭な公共施設のインフラ整備が不可欠だ。(雛)
 

みちしるべ

2018-09-06
境港市は、8月下旬に更新した2018年度発注見通しで、当初に総合評価入札で予定していた渡町汚水幹線(その11)工事など3件を指名競争入札に変更した▼これまで予定価格2千万円以上の土木工事は総合評価入札を試行してきたが、今回の変更は直近3件の総合評価入札の参加者が1者で、しかも落札率が約99%と高かったためだ▼発注者からすれば議会や入契審に「競争性が担保されていない」と見られることが面白くない。一方、業者は「調査基準価格(予定価格の概ね90~91%程度)でも落札できないからや~めた」と▼低入札価格調査制度は導入されたが、失格基準価格(予定価格の概ね88~89%程度)まで切り込み、技術者を増員配置して儲けを出していい点が残せればいいのだが。(鴉)
 

みちしるべ

2018-09-05
9月に入ると一気に日暮れが早くなる。少し気が早いが、今冬の雪はどれぐらい降るのか。最近は、豪雨もあるし、雪も多い。この地に暮らす限り、雪は常に覚悟しておかなければいけない▼行政は、この冬の除雪準備をすでに開始している。近年は、雪の季節が終わった4月から前年の状況を踏まえ、次のシーズンに向けた対策に取り組む。取材で立ち寄る県の維持管理課は「除雪のことは常に頭から離れない」と準備に余念がない▼都会と違い、県民の多くは車で移動することが多い。朝になれば、家族がそれぞれの職場に向けて車に乗り込む。道路は毎日の生活に大きく影響する▼行政に寄せられる多くの要望は公共施設の充実だ。この地のインフラが整わなければ、高齢化と過疎化がさらに進む。(鷺)
 

みちしるべ

2018-09-04
20日投開票の自民党総裁選に立候補を表明した石破茂議員。総裁イコール事実上の総理大臣。県から初の総理大臣誕生に大きな期待が寄せられる。公約には日本創生会議の設立、防災省の設置、など地方回復と災害対策重視の施策が打ち出されている▼アベノミクス政策は、大都市圏、大企業優先が軸。日本全体への好況浸透感は今ひとつ。進む少子高齢化、人口も1億人を割る込むといわれ、さらに近年に見られ異常気象による大型台風による暴風雨災害や猛暑の灼熱高温被害。今週もまたまた今年最大級の台風21号が日本列島を襲っている▼防災意識と地方重視施策を打ち出す石破政策への期待値は、地方であればあるほど膨らむ▼各報道を見る限り劣勢は否めないが、鳥取県からの初の総理誕生に熱い声援を送る。(雀)
 

みちしるべ

2018-09-03
アジア版のオリンピックとも呼ばれるアジア競技大会が終盤を迎えている。マイナー競技ではメダルを獲得するとひとたび注目を浴び、競技人口の増加や発展につながる▼品質の向上や技術者のモチベーション向上につなげようと始まった県の優良業務表彰の受賞者が決まった。技術者及び会社にとっては栄誉なことだ。限られた工期の中で品質の管理に徹底し、努力を認められることはものづくりの世界に携わる者なら喜びもひとしおだろう▼依然として担い手不足が問題となっている建設業界。若者に少しでも関心をもってもらうことが必要となる。優良業務・工事に憧れを持つ若者が入職し達成感や栄誉を新たな若い世代に伝え、目標としてもらうことが重要だ。技術を継承し建設業のやりがいを幅広く認知させなければならない。(鸐)

みちしるべ

2018-08-31
総務省統計局の労働力調査結果によると、2018年上半期(1月~6月)時点の建設業就業者数は平均で503万人。昨年(1月~12月)の平均498万人と比較すると5万人の増となった。各業種が人材獲得にしのぎを削る中、行政や各民間団体の担い手育成支援策などが功を奏していると言える▼しかし20年後、現在約7500万人いるとされる生産年齢人口(15~64歳)は、6000万人を割ると推計されており、労働力不足はますます深刻となることが予想される▼各業種がそれぞれの魅力を発信し、人材を確保することは有用なことだが、それだけでは事欠く時代がすぐそこまで来ている。今後を担う若い世代に日本の未来を考える機会を与え、危機意識を持ってもらうことが必要だ。(鴨)
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