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コラム

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みちしるべ

2018-07-27
 熱帯夜の日々が続く。日中は37度前後の突き刺さるような暑さ。最近の気候変動は異常状態。平成最大の豪雨災害とされる先の西日本豪雨災害被災地ではこの猛暑の中、本県からも多くのダンプ車輛、重機類などが出動し懸命な復旧支援活動が続けられている▼100年、200年に一度発生するかも分からない自然災害の脅威を、最小限に食い止めるには道路、河川、砂防、ダムなどの社会インフラ事業をさらに推し進める必要がある▼公共事業の役割と重要性がいかに大きいか、その意義を再認識する声も多く見聞きするようになった。災害は起こってからでは遅い。起こってから予算が付く、また元に戻る、の繰り返しではなく、恒久的な国土・県土の保全と強靭化を図らなければ、人の命と財産は守れない

みちしるべ

2018-07-25
 受動喫煙対策を強化する改正健康増進法が18日の参院本会議で可決、成立した。今後段階的に施行し、2020年の東京五輪開催前に全面的に施行する。改正法は、飲食店など施設の屋内を原則禁煙とし、喫煙専用の室内でのみ喫煙できるようにする▼例外として、個人や中小企業が経営する100平方㍍以下の既存店であれば喫煙が認められるが、それでも飲食店全体のおよそ半分が規制の対象となる見込み▼昨今の喫煙者に対する世間の風当たりは非常に強い。どこかに出かけても喫煙する場所が無い。外で吸うには夏は暑く、冬は寒いと環境は最悪。度重なる増税で金銭的にも大ダメージだ▼規制するだけでなく、喫煙スペースを作るなど、喫煙者に対する環境整備が図られてもいいのではないか。

みちしるべ

2018-07-23
 安くて良いものをつくる。今も昔も公共事業の大原則だ。高度成長期につくられた多くの公共施設が更新時期を迎え、既存施設の長寿命化対策が事業の柱となっている▼こんな時代の要請を受け、公共事業の維持管理のポピュラーな手法となっているのが効率よく資産を管理・運用するアセットマネジメント。賛否はともなく、地方では縁の無いものと思われていたPFI▼民間の資金やノウハウを活用し、行政コスト削減を目指すPFIも徐々に増えている。設計、建設、管理・運営を民間の事業者(グループ)に一括で委託するため、過去の例から見ても向かい合える事業者は限定される▼将来への行政負担が重いため、建設を疑問視する声が依然として多い県立美術館は、早くも特定のゼネコンの名前がひとり歩きしている。

みちしるべ

2018-07-20
 記録的な大雨に見舞われたかと思えば、今度は猛暑に苦しめられている。雨にしろ、暑さにしろ度を過ぎると我々の生活や健康に大きな影響を及ぼす▼建設業ではこの時期、熱中症対策が大きな課題となっている。エアコンの効いた部屋の中で熱中症になるケースもある。屋外での作業には細心の注意を払わなければならない▼2011年から15年まで、熱中症の業種別の発生状況は建設業が最も多い。発生時刻は午後2時台から4時台に多発しているが、朝9時台の作業開始後に発生するケースもあり、朝や夕刻も注意しなければならない▼作業時間の短縮、水分・塩分の摂取、通気性の良い服装など工夫すべき点はたくさんある。万全の対策を施して厳しい夏を乗り切ってほしい。

みちしるべ

2018-07-19
 記録的な大雨による大規模な被害に見回れた西日本。続いて猛烈な酷暑が被災地を襲う。豪雨、台風、地震とこう毎年、大規模災害に襲われるということは、日本のどこでも起こりうるということだろう▼災害の応急復旧、本復旧の際に前面に出て作業を行うのは建設業界だ。その建設業界も技術者、作業員、機動力とかつてほどの能力が維持できていないのが実態だ▼建設業従事者の推移を見ると1995年の663万人をピークに2020年には半分以下となる予測が出ている。技術者不足も深刻で、40、50代の即戦力の不足とともに若手入職者の確保も困難な状況。それは下請、専門業種においてもそうだ▼このままでは通常工事の施工にも支障をきたす。業界全体のみならず、社会全体の問題にもなりかねない。

みちしるべ

2018-07-18
 西日本各地を襲った7月豪雨。県内でも智頭町は3日~8日にかけての降水量が507・5㍉と、7月1カ月分の平年値(229・9㍉)の2倍を超えた。国道373号は寸断され、千代川から溢れた土砂は広範囲にわたり道路上に残った▼桜土手でも護岸が崩壊し、第一発見者の建設業者社長は「ゴーゴーッ」と川から響く音に身震いした。町内業者は折からの応急対応にてんてこ舞いだ▼温暖化によって海水温は上昇し近年、雨の降り方は異常が続く。100年に一度確率の河川整備計画も見直さないといけないかも。17年の「水防法改正」では避難行動計画を策定するなどソフト対策が優先されて進む▼治水事業費は20年前から半減。これほどの水害を経験しても、遅れたハード対策を望む声は大きくならない。

みちしるべ

2018-07-17
 「エチオピアが隣国エリトリアと20年ぶりに和解へ」というニュースがあった。人口約1億人を擁すエチオピア。昭和39年東京五輪のマラソンで金メダルを獲ったアベベ・ビキラ選手で有名に▼人類発祥の地と言われるアフリカ。50ヵ国余のほとんどの国が貧しい。そのために紛争が絶えない。内戦も然り。西海岸にシェラレオネという小国がある▼「健康寿命が25・9歳で世界一短い国」と以前、雑誌に載った。見出しに「ダイヤの利権争いが泥沼化 ハエを潰すように人が殺される」。無政府状態の同国は全土が鉱山。良質なダイヤモンドを巡り政府・反政府・多国籍企業が暗闘を続けている▼豪雨災害が発生するたびに、窃盗団が暗躍する長寿国・日本。為政者も襟度が欠如。先進国を自負するものの人間の本質は変わらない?。

みちしるべ

2018-07-13
 先日「働き方改革」の説明会を取材した。働き方改革関連法が6月29日に成立。建設業は2019年4月1日の法施行後、5年の猶予期間を経て他産業と同じ基準が適用される▼説明会では、質疑応答や終了後に講師の労基署課長への質問などもあって、業界の関心の高さを感じた。建設業にも時間外労働の上限、罰則付きの規制がかけられることになる▼いま厚生労働省では、全産業を対象に全国で業界団体の大きな会合から少人数の寄り合いまで、働き方改革に関心の高いこの時期を捉えて総出で同法の周知を図っているのだそうだ▼同じ建設産業でもサービス業の建設コンサルタント業は19年4月1日施行の対象業種となることから、こちらは文字通り「待ったなし」の状況に置かれている。

みちしるべ

2018-07-12
 自然の脅威を思い知らされる。今回の豪雨では鳥取県内でも智頭町などで大きな被害が出ている。暗い夜道を歩いて避難所に向かう恐怖心は、尋常ではなかったと多くの人達から聞く▼県と市町の意見交換会を毎年取材する。首長からは「中山間地域は、いつも災害の危険性がある。道路などのインフラが充実しない限り、安心や安全などという言葉を簡単に使えない」と公共事業の予算確保を訴える声が多い▼先週の豪雨で、また智頭町が孤立状態になった。町民だけの話ではなく、重要な物流のルートだけに、様々な分野で大きな影響が出る。国道と自動車道以外は、隣接する市町に抜ける幹線道路がなく、常に危機と隣り合わせだ。道路の充実を望む地域の声が一向に届かない。

みちしるべ

2018-07-11
 記録的な大雨による豪雨災害。西日本を中心に大きな被害をもたらしている。少欄でも記しているように県下でも各地で土砂崩れや路肩崩落など多くの災害が発生した▼この1ケ月間、6月18日に大阪北部地震、下旬には梅雨時期にもかかわらず連日気温30度を超す真夏日。そして今回の梅雨前線豪雨、さらに7日夕方には千葉県で震度5弱の地震。こうも異常気象ともいえる現象が短期間に続くと、今度は何処で何が…!と、目に見えない大きな不安と恐怖が募る▼地震や台風、洪水、雷、豪雨といった天災が発生する度に、インフラ整備の重要性を思い知らされる。安心できる生活環境を構築していくためにはインフラ整備予算を倍増、3倍増確保し、自然災害の猛威と脅威に備えた国土・県土づくりの一層推進が求められる。
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