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コラム

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みちしるべ

2019-08-05
2019年度の工事成績優秀企業が国土交通省中国地方整備局から発表され、7月23日には認定書の授与式があった。晴れてゴールドカードの栄に浴したのは、土木関係53社、港湾空港関係5社▼認定企業は、中国地整局の発注工事で、過去2カ年度に完成させた土木工事の実績が3件以上あり、その対象工事の平均点が80点以上となった企業。今年度、県内からは土木関係で11社が認定された▼限られた地域で、2年で3件の受注というのが難しいと聞く。ゴールドカードと同時に発表された工事成績ランキングでは、土木関係で152社(県内27社)、港湾空港関係で12社(同1社)がその高い壁をクリア▼なかなか知名度抜群、特典満載のステイタスとはいかないが、8月1日から向う1年の有効活用できる環境がほしい。(鴉)
 

みちしるべ

2019-08-02
鳥取市と倉吉市を往復する時、自動車道だけではなく、たまには国道9号を利用する。山陰道の鳥取西道路が完成したこともあり、国道の交通量は少なく、旧泊村から鳥取市青谷町までは、すれ違う車もまばらだ▼かつては難所だった長尾峠の展望台からは、兵庫県境にある山並みも見ることができる。そして、白兎海岸周辺もスムーズに車が流れ、暑い日が続くが、運転は快適だ▼自動車道の完成で、慢性的だった交通渋滞は解消し、事故の多かったこの道路は地域の人たちが安心して利用できる道になりつつある。これが何よりも大きなメリットだろう▼しかし、気がかりなことも。仕事や観光で行き来する県内外の人達が、沿線の店舗に立ち止まり、一本の缶コーヒーを買う機会は徐々に減るのではと。(鷺)
 

みちしるべ

2019-08-01
連日35度を超える猛暑日、夜は25度以上の熱帯夜。夏本番を迎えた▼この時期、気をつけなければならないのが、熱中症と同時に車の運転、交通事故。夏型交通事故は、事故多発時期の冬季時期と同じくらい発生しているというデータもある。原因は疲労や気の緩みになどによる漫然運転。特に午後の時間帯は注意力が散漫になりがちで、居眠り運転の最大注意時間帯▼昨今、高齢者による交通事故をはじめ、悲惨な交通事故が全国的に多発している。カーエアコンを上手に使い分け、休憩、水分を十分にとり、日々充分な睡眠確保など、万全な体調管理が必要▼建設作業は、暑さから逃れられない労働環境条件下にある。疲労困憊やホットする一瞬の気の緩み、脱力感が事故誘引となる。交通安全意識を一層高めて欲しい。(雀)

みちしるべ

2019-07-31
気づけば7月も下旬。昨年の記録的な猛暑の印象が強く残っているせいか、今年は夏の到来が遅く感じる。今年は冷夏と予想されていたが、気象庁の最新の発表によると、8月上旬まで各地で猛烈な暑さになるそうだ▼建設業ではこの時期、熱中症対策が大きな課題となっている。昨年の業種別の死亡者数をみると、全体の4割(10人)が建設業で発生している▼業界も休憩場所の整備、透湿性・通気性の優れた作業着を着用するなどして対策を進めている。しかし、一番危険なのは、「自分だけは大丈夫」といった過信や、「周りが頑張っているから自分も無理して頑張ろう」といった意識を持つことだ▼人にはそれぞれ自分のペースがある。それをよく知った上で万全の対策を施し、厳しい夏を乗り切って欲しい。(鴨)
 

みちしるべ

2019-07-30
2020年7月24日から開かれる東京オリンピックの開催まで早くも1年を切った。大会会場も世界に誇る日本の卓越した技術と技能で完成に向け、順調に進んでいるようだ▼梅雨が明け、今年も危険なレベル、災害級の暑さが日本全土を覆っている。猛暑の中での開催が予想されるこの大会でも、暑さ対策とともに大きな課題となっているのが交通混雑の解消▼そこで、交通規制とともに考えられているのがテレワークという勤務形態。実効性が求められる働き方改革でも注目されている情報通信技術(ICT)を活用したテレワークという働き方だ▼場所を選ばないこの働き方は、職種によっては、業務の効率化や生産性の向上が期待される。人口減少が問題の地方にとって、サテライトオフィスとともに注目される手法だろう。(鶯)
 

みちしるべ

2019-07-29
先月、東京で建設トップランナーフォーラムが開催された。14回目となる今年は、鳥取県と島根県の企業が運営を担当し、美保テクノスの野津一成社長が実行委員長を務めた▼運営するトップランナー倶楽部は、夢を持って新事業、新しい建設業に挑戦する建設業経営者の集まり。今年のテーマは、「原点回帰―復業で地域を支える」だった▼フォーラムでは、農業などへの復業化、高齢化社会を支える地域建設業の取り組み、再生可能エネルギー・環境事業への進出など新しい取り組みの成功事例が紹介された▼地域の建設業者の中には、復業化に成功した例がいくつもある。共通するのは建設業の技術力や機動力など、自社の強みを活かしたことだ。建設業には無限の可能性が秘められていると改めて感じさせられた。(鷹)
 

みちしるべ

2019-07-26
コンサル向けの改正総合評価は、開札が始まって約1カ月。全般に業務の金額帯によって入札する企業は上位と下位に二極化し、1件当たりの応札者数が少ない▼受注減点は業務1件ごとに加わり「少しでも大きいものを」と、地域密着型(500万円未満)では500万円に近い仕事に狙いを定める。簡便型(500万円以上)でも、1000万円未満のものには二の足を踏む傾向がみてとれる▼各社が売上高を重視するばかりに、各々得意分野の技術力を活かした入札には程遠い。いっそのこと500万円未満は価格競争。1000万円を境に地域密着型と簡便型に区分し、受注金額によって減点する方法もありか▼上半期までの入札をみて県は検証作業に入るが、「何をどうしたいのか」―業界内でも原点に立ち戻ってよく考えてみたい。(鷲)

みちしるべ

2019-07-25
ローマオリンピック(1960年)のマラソン。無名のアベベ・ビキラ選手(エチオピア)が裸足で完走し金メダルに輝いた。世界中が驚いた▼次の東京大会(昭和39年)でも優勝、2大会連続で金メダルを獲得。円谷幸吉選手は健闘し銅メダル。悲惨な事故の後遺症、自殺。二人とも最期は悲運だった▼アベベ選手は、エチオピアの貧農に生まれた。オロモ族は人口の40%を占めていたが、アムハラ語系からは、「上から目線」で蔑まれた。下層から脱却を図るべき皇帝の親衛隊を目指し、運よく採用される▼才能とコーチに恵まれ、やがて頭角を現す。「貧しい国なので(略)どこへいくにも誰も足だけが頼り。四〇キロを走るなどたいしたことではない」(優勝会見)と。あらゆる「格付け」は、差別に非ずか。(雉)

みちしるべ

2019-07-24
10月から消費税が10%に引き上げられることが確定的となった。同時にキャッシュレス決済でのポイント還元が始まることからスマートフォンのQRコードを活用した「○○ペイ」と名の付く決済方法が乱立している▼スマートフォンを使い慣れている若者からは、決済が楽でポイントも付くキャンペーンもあり好評だが、高齢者などのスマートフォンを使い慣れていない世代からは不便だという声も▼そんな中、プロ野球チームの東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地「楽天生命パーク宮城」では、今シーズンから球場内での買い物を全面的にキャッシュレス化となった。キャッシュレス化に対応しなければ買い物ができない場面も今後、増えてくるかもしれない▼建設業も同様に機械化による技術革新は進むだろう(雛)

みちしるべ

2019-07-23
冷蔵庫・冷凍庫、エアコン、テレビ、洗濯機・衣類乾燥機の家電4品目をはじめ、使用済み電子機器や金属スクラップの混合物を一般的に指す「雑品スクラップ」。17年まで、年間約150万~200万㌧を中国に輸出してきた▼18年に中国が輸入を禁止したため、行き場をなくした雑品スクラップは国内で循環させなくてはならなくなった。鉄など有用な資源を回収した後に残るプラスチックやゴム、シュレッダーダストも年間約30万㌧排出される▼未解体のスクラップには鉄や銅などの金属、製品の筐体(きょうたい)やケーブルを被覆するプラスチック、鉛やカドミウムなどの有害物質も混在する。国内での選別・分解には人件費がかかる▼20年からは古紙もストップとか。建設業界も排出者としての対応が必要だ。(鴉)
 
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